JFE工場内での鋼管ガス溶断、
加工およびラインコーティング
PCR事業部JFEコーティング部
勝部 頌
入社
10年目
近畿大学 工学部 生物化学工学科
Q.主な仕事内容を教えてください。
JFEスチール福山製鉄所内で国内外向けに製造するガス・石油プラント等のパイプラインの製造工程のうち、重要な最終工程であるパイプコーティングの工場を預かっています。生産管理職として、社員の出勤データの管理、製品の管理などのデータをまとめ、提出用に書類を作成する業務を中心に行っています。
Q.どんな時に成長を感じますか?
最終的なデータの形式は決まっており、それを出力するためのファイルもありますが、改良が必要な場合にはデータを一から自分で作り直しています。より効率的に作業を進められると実感した時に、成長しているのだなと感じます。
Q.どんなところで仕事のやりがいを感じますか?
作業の日報など、日常的に使う記録用紙などについての作成も仕事の一部です。小さな部分から少しずつ改良していくことで、『日々の仕事が楽になった』『ありがとう』と言ってもらえることに、やりがいを感じています。
Q.仕事で大変だったことは何ですか?
一時期、膨大な量のデータを短期間で集計しなければならないことがありました。その仕事だけで、一日の業務時間が終わってしまう程の量です。そうならないよう、まとめデータの確認・出力までを行うファイルを作成したときが大変でした。
Q.仕事で印象に残っているエピソードを教えてください。
生産管理の仕事をする前、現場作業に入っていた頃のことです。定年退職の近い年配の技術者の方と二人組での作業でした。夏の蒸し暑い工場のライン内での作業です。ひたすらに測定して、記録を取って。体力の無かった自分には辛いこともありましたが、終わった後に一息ついて飲み物を飲むのが日課でした。
Q.今後の目標は何ですか?
自身の作業のさらなる効率化を行い、周囲の人の仕事も幾分か手助けできればと思います。人間ができるパソコン作業は、大概はプログラムでも行うことができます。初めてデータに触れる人でも簡単に動かせる、その橋渡しを行えるように自分のスキルを磨いていきたいです。
Q.後輩へのメッセージをお願いします。
社会人として一番大事なのは、心身ともに健康であることです。趣味だったり、人との関係だったり――何かひとつでも大切なものがあれば、それが自分の一番の支えになってくれます。時には力にだってなることもあります。プライベートな時間を大事にしましょう。
勝部 頌さんの一日
7:45
出勤
8:00
▼
9:30アクティブ体操&ミーティング、 日報整理、データ処理
10:30
現場パトロール
12:00
休憩(昼食など)
13:00
JFEとのミーティング&パトロール
15:00
データ処理及び提出書類作成
17:15
退勤
珍しい楽器の練習をしています
ここ最近の休日は、コンサーティーナという楽器の練習をしています。ボタンを押しながら蛇腹を広げたり押し縮めたりして、空気を出し入れすることで音を奏でる楽器です。言ってしまえば、アコーディオンの親戚。バンドネオンの原型であるイギリス製の楽器だそうです。
ただ音を鳴らしているだけの状況で、演奏できるようになるまでは沢山のステップがあり、今は最初の1段目の『音を理解しよう』という段階です。何事も基礎から。『基礎が無ければ、発展も無い』。勉強にも仕事にも共通することだと思っています。